憧れの表銀座縦走!燕岳から大天井岳、常念岳を巡る天空の散歩道。0日目 仙台から目的地までの道のり

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登山

念願の北アルプスに行ってきました。
期間は7月25日から28日。
出発地は仙台。
まず東京に向かい、毎日アルペン号を利用して登山口まで向かいました。
中房温泉の登山口から入山し、燕岳に登り人気の山小屋「燕山荘」で一泊。
続いて表銀座縦走路を歩き大天井岳を経由して「常念小屋」で一泊。
最後に常念岳に登り、一ノ沢登山口に下山というルートで北アルプスを巡ってきました。
車中泊を含めて3泊4日の山旅を紹介したいと思います。

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仙台から登山口のある中房温泉までの道のり

高速バスで新宿まで移動。そこから竹橋、毎日新聞本社へ

初日は移動のみ。
まずは仙台駅西口の近くにある高速バス発着場に向かいました。
13時20分発の高速バスで新宿バスタに移動します。
アルペン号の出発は午後11時とのんびりなので新幹線は使わずバスで移動してみました。

高速バスでの移動はこれが初めて。
利用したバスは装備充実で快適そうに見えたWILLER。

少し料金は高くなりますが「隣の席が必ず空席」というタイプのシートを選択。
日によって金額は違うようですが4,100円程。

通常より数百円アップで快適に過ごせるなら迷わず選択します。
仙台駅前の高速バス発着所からバスに乗車します。

途中、福島でいったん高速をおり、さらに乗客を乗せるのでなかなか進みません。
だから6時間半もかかるんですね。
バスの中は極めて快適。
座席はカノピー・フットレスト・レッグレスト・ブランケット完備。

Wi-Fi、コンセントももちろん完備しているので、移動時間もさほど苦にせず過ごせそうです。
そして運転が何より丁寧。一定速度を保ちつつ、追い越しする際の車線変更にも気がつかないくらい。
時間はかかりますが新幹線より快適かもしれません。

話変わって一昨日までの天気予報では、今週末は快晴の見込みですごい期待していたのですが、突然前日に台風発生。

しかも父島近くとかってメッチャ日本近海。
なのではやくも週末は関東甲信はその台風の影響を受けるらしい。

ここまできてキャンセルする気もおきないので、とりあえず行って燕岳までは何が何でも登ろうと思います。
あとは天気次第で柔軟に対処したいと思います。

途中、国見SA、那須高原SA、佐野SAで休憩を取りながら、定刻通り19時50分にバスタ新宿に到着。

つづいて、毎日アルペン号の出発地である竹橋の毎日新聞社を目指します。
バスタ新宿の真向かいにある新宿駅から都営新宿線にて九段下若しくは神保町まで移動。乗車時間は10分ほど。

そこから10分ほど歩くと毎日新聞社に到着します。
九段下でメトロ東西線に乗り換えれば毎日新聞社の最寄り駅、竹橋駅に直結することも可能です。

同じビル内に飲食店やコンビニもあるので腹ごしらえと明日の朝食の準備をしておきます。コンビニはセブンイレブンとファミリーマートがありますが、ファミリーマートのほうが店内も広くイートインコーナーもあるので使い勝手がいいですね。しかも携帯食コーナーが異様に充実しています。

それにしても暑い。

ビールでも飲みたいところなのですが、バスの中でお腹が痛くなりそうなのでやめておきます。

明日燕山荘に着いたら思いっきり飲みたいですね。

竹橋、毎日新聞本社から登山口のある中房温泉へ

毎日アルペン号とは?

ここで今回乗車する「毎日アルペン号」について説明をしたいともいます。
「毎日アルペン号」は毎日新聞旅行社が企画する登山バス。
この竹橋の毎日新聞社を起点に、深夜に出発し、早朝にはそれぞれの登山口に送り届けてくれるという登山者にとってはとってもありがたいバスなのです。

https://www.maitabi.jp/bus/tokusyu1.php

バスのみの利用も可能ですし、山小屋の宿泊をセットにしたプランもあります。
片道(往のみ)、往復どちらでも可能です。
山小屋に宿泊する場合は、バスと宿泊を別々に予約するよりも、山小屋宿泊もセットにしたプランを利用したほうがいくらかお得になるようです。
今回は「断然お得 燕山荘+常念小屋 毎日あるぺん号片道セット(中房IN)」を利用しました。

申し込みは毎日アルペン号のサイトから。

これは申し込み月の前月のものです。特に7月は人気が高く、危うく満席で申し込みが出来なくなりそうでしたが、なんとか滑り込みセーフ。

行程はこのようになっております。

https://www.maitabi.jp/bus/tokusyu1.php

今回は中房温泉の登山口から入山するので一番最終地の⑤燕岳登山口で降車します。
ちなみに今回の逆ルートになる一ノ沢から登る場合は②常念岳で降車します。
一ノ沢登山口には公共交通機関がなく、本来ならタクシーで向かわなくてはいけないということを考えるととても便利ですね。

いよいよ長野に向けて出発

21時に到着したころにはがらんとしていたロビーが、22時ごろには大きなリュックを持った人たちがごった返す異様な空間に変化していました。

バスの出発20分前くらいからそれぞれの目的地ごと受付が始まり、指定されたバスの指定されて席に乗り込みます。リュックはトランクに預けて必要なもののみ持って乗車します。
いよいよ出発ですね。

途中、談合沢SA、諏訪湖SAで休憩を取りながら5時30分中房温泉に到着。
すやすや眠っている人がうらやましい。
気持ちが高揚しているせいか、一睡もできなかったのか一睡もできない夢を見ていたのか、ぬぼーっと冴えない頭のまま登山口に到着。
というところで、0日目は終了。
続きは続編にて。

2019年7月25日

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